歩 い た 道
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ボランテイアと庄内緑地 04・1・29
昨夜の天気予報を便りに、出かけることにした。
家内に声をかける。゛行くかい?゛
何日に無くすんなりOK!
気温11度大寒過ぎにしては暖かい。
行き慣れない道なのでナビを入れる。
のっけから示すルートガ違う様だ。
ナビを無視して突っ走る。 やはり無理だった。
REルートをしてやっと到着、車の中で、お茶を1杯のみ、歩き始める。
夏以来、初めて、風がつめたく感ずる。
取っ掛かりのヤマモモの木も何か、どす黒く見える。
左脇に、剪定された寒椿の小枝が無造作に積まれている。
その中に汚れた花びらがちらほら、のぞく。
クヌギ、欅、樫、楠、・・・の並木をぬける。
ぱっと開けた処で、メタセコイアかな?青葉の無いこげ茶色の円錐形が
美しい。
幾何学的に並んでいる。 !まるで佐伯祐三の絵だ
更に進む
池の端で誰かが餌を与ええいるようだ。好奇心につられ、そちらに向って歩く。
アヒルとハトだ。
餌の主はどうやら写真を撮るために撒いて入るよう?
こちらも、ちゃっかり撮らしてもらう。
出来はイマイチ!
やはり姑息な手段は駄目だ。
これぐらいにしよう。
、
ところで今回の訪問は四−五日前に、T.Vで、こちらの菜の花の放映があり、誘われ
て来たようなものだ。
その目的に、やっと到着。
・この二人も同じ目的なのだろうか?
・正午前の陽光を浴びた、花々は青みを帯びて見えた。
これが、その風景、想像した通りだった。
花の前に、ちいさなNOTICEがあり、ボランティアの人が植えたとのことで四月
迄咲かせるとのこと。
心有る人達の好意で大勢の人々が楽しむことができる。
有りがたい限りだ。 心が温まる、感謝しなくちや!
写真を撮っている間に家内は先え、やっと追いつく。
いつの間にやら入り口の大噴水に、冬場は水を止めている様だ。
あるべきものが無いと何か淋しい、まー仕方が無いか、冬のことだから。
”何処かによって、帰るか?”家内に聞くと、”もー帰る゛ という。
後ろ髪を引かれて帰路に着.く。
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中学生と瀬戸南公園
03.10.30
午前は昨夜のT.Vのビデオを見て、午後やおら瀬戸の南公園へ行く
事にした。
矢張り、初めての所えは、ある程度のイメージは有るものの期待がふくらむ。
瀬戸えの道は、以前、尾張旭の工場にいた事があり、慣れた道ではある。
敢えて、ナビに目的地を入れると違った道を指示した。
ナビは、長久手の新しい綺麗な町を通った。
そう言えば、以前、この街は開発関係の責任者を一般より公募し大成建設
の設計関係の人が採用されたと聞いている、流石にセンスのある街造りで
ある。
驚いている間に目的地に到着。
子供広場では、4.5組の若いお母さん達が子供を遊ばせていた。
横目で見ながら芝生広場の方へ足を進めた。
遠く右手に真っ赤な実を付けた木の群生が見えた。
おりからの、傾いた秋の陽光に照らされ紅さを増していた。
惹かれる様に近づいて見ると、ピラカンサの乱れ咲き。
尻が黒くなり、かなり熟しきっていた。
今年は温かいためか紅葉は進んでいない。
その中、グラデーションの美しい木を見つけた、ナンキンハゼかな?
公園の半ばあたり、東側の林の際に、休憩のできる東屋があり、
老人が一人、日向ぼっこをしていた。
林の中へいこうと思い立ち、老人に、”この林には道がありますか?”
訪うと、 ”そんなものは無いよ”と、胡散臭く答える。
諦めて、更に奥え、公園は、終わりに来ていた。
その時向こうから中学生が此方へ、すれ違い際、 ” こんにちわ!”
と中学生が挨拶、驚き、慌てて、こちらも ” こんにちわ!” と
こたえる 、まさかと思った。
又、三人の中学生が来た。
矢張り同じ様に、挨拶をくれた。
若者のマナーの悪さが囁かれる昨今、同じ学校の中学生だった。
何か、ホッとし和まされた。 やはり挨拶は、古來より人間関係を円滑にする
知恵の力の偉大さなのだろうか?
一言の挨拶でこれだけ、心が和むとは、不思議だった。
やはり挨拶が社会生活の基本であるという事を今更ながら感じさせられた。
彼らの将来に幸あれと祈るばかり。
帰途、夕空が気のせいか輝いて見え、心地よい一日となった。
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